初の試みだった田浦地区の見学会
見学はJR田浦駅北口、海上自衛隊第2術科学校、海上自衛隊第51掃海隊・海上保安庁横須賀海上保安部桟橋の4箇所という事で、寝坊したので移動時間を惜しんで京急で京急田浦へ
JR使うと、場合によっては相当待たされますし。
どうやら、見学は一方通行で2術校→掃海隊→海保→田浦駅(トンネル)だったようです。
長浦港の周辺もがっつりかわってるなぁと久しぶりに歩きながら向かいまして、まずは2術校の歴史資料室2つ。
建物の2階でこのマットと初代しらせ付きだったぺんぎんが迎えてくれます。
特に展示物が・・・変わったのかどうかよくわからないくらい、いろんな資料を見てるので
あれなんですが、やっぱり書籍類の見られるページはちょいちょい変わっているような気もしなくもないです。
気になったのはこのページ
フネの電飾かなー?と思うんですが、どうなんでしょう?
結構人がいて、じっくり見たり、きれいに写真を撮るぞ!って雰囲気ではないのでさらりと。
海上自衛隊の歴史の部屋ではこれを
海側は埋め立てられているものの、その土地の形が変わらないので、今現在との比較もできる面白いジオラマです。これから、どんどんと変わっていくようです。私が初めてこのあたりの散策をしたときからすると、もう、本当にすっかり変わってますけどねー!
さらりと資料室を出て建物横で水分補給。なぜか牛乳をチョイス(笑)
ここ以外の自動販売機は使用不可だったようで、ラッキーでした。
入り口付近の車庫には消防車
かっこいいですねー(^^
次の見学場所に移動中・・・妙な倉庫群みたいなの?と思ったら冷凍庫でした。
建物内に入れられないくらい、凍らせておきたいものがあるんですね。ふむふむ。
お目当ての掃海艦が泊まっている桟橋に到着、今日の公開艦は「はちじょう」
やったね〜♪
桟橋の向かいには「つしま」もいます。
つしまの舷門にレトロな時計がありました。そこまで古いフネじゃないはずなんですけど。
でも、木造船に合ってます(^^
ここで、フネ好き仲間さんとあってしばし話している間に「つしま」のパンフを貰いました〜
やった〜ありがとうございます〜。
そして1230に出港とのこと。
これはまた美味しい、と言うことでその前に「はちじょう」を見学。
かなりの混雑で、一切質問はしませんでしたが、この狭い中にこれでもか!とものがある甲板は掃海のフネならではです。
フネに乗せてあるものはみんな名前がついているんですけど、それぞれ乗員さんが書いてるんです。
ステンシルみたいなのでぺたぺたと塗りなおすようなんですが、フロートに書かれてる「HACHIJO」の書体が珍しいものでしたね。この辺のセンスは各艦に任されているようです。
最後のだけ「つしま」の写真ですが、
S-7機雷処分具がたぶん一番目立つし目玉商品(笑)何だと思いますけど、これを吊るしてるクレーンもいいですよねー。こう言うのくっつけてる調査船が好きですよ〜。
これは艦橋にある
操縦ボックスで操作するようです。写真で教えてもらったので、わかりやすかったです。S-7云々って言われたら絶対覚えて帰ってこれなかったです(^^;
掃海艇の扉はフネでそれぞれ違う構造が多いんですけど、はちじょうの扉もまたー素敵でした♪
木造だからって言うのと、ゆれるからもあるようですね。
中も素敵〜☆ミとか思っていると、エアコン
海外任務が多いんですよ。護衛艦に比べたら小さいし木造だし揺れるし・・・大変そう(TxT)
そうこうしている内に、「つしま」が出港しそうだという事でウィングへ
はちじょうの乗員さんの解説付きで出港風景が見られました!何と言うお得!
機銃がちゃんと見られるのもここが自衛隊の桟橋だから。
関東で掃海艇が見られると言うと江ノ島だけなんですが、あそこではカバーをかけなきゃならない風に言われているらしく、見られません。
人を攻撃するために装備しているわけじゃないんだしー、と思うんですけどねー
むぅ。
降りる前に出くわしたのは溺者救助人形。珍しくかわいい顔をしていました。
名前はないそうです。
降りる前に、「いい写真撮れた?」って聞かれましたが、滅多にない掃海艦の写真、木造のディティールが良いのでいい写真が撮れたと思います。たぶん(^^;
次は、海保
巡視艇ゆうづきの一般公開だそうです。
巡視船と巡視艇は何が違うの?ってそのレベルなんですが
ゆうづき。新しいらしくてとても綺麗でした!
もうね、海保の船って可哀想で(TxT
いつもぼろぼろなの、塗りなおすペンキがないんだそうで、さびさびなんですよ。
ゆうづきはまだ塗りなおしたことがないそうですがぴかぴかでしたから
本当に新しい船なんですね。
久しぶりに見る海保の船ですし、新しいですし、ちっこいですし、新鮮でした!
こう言うのも、沿岸警備だなーって思います。
窓枠に網が設置できる耳がついてます。
ヘリから認識できるように番号がちゃんと書かれていましたよ。
桟橋の隣にはこんなものも。
基地警備は重要ですよね。
ゆうづきの見学を終え、次は田浦駅へ
途中線路跡沿いを歩くと、あれもこれもみんなレンガ造りなんだけどモルタルで塗り固めちゃってるんだって言う話を聞きました。
これはまだ見える方。
びっくりでした。
プレハブで作り直したほうが安くて丈夫なんじゃないかとかそう言うのはなしなのかな(^^;
田浦駅では豚汁の振る舞いがあったようですが・・・もう、最後だったようですね。見学を終えて帰ってきたら無かったし。
トンネルとトンネルにはさまれたこの駅は人が乗る鉄道と貨物用のトンネルが3つ並んでいて
貨物用のところがようやっと米軍から返還されたんだそうです、JR貨物の所有になっているそうですけど
未整備、よって中の見学はできませんが入り口まで行きました。
貨物はこの先にある倉庫群へ続き、さらに細部まで分かれて引き込まれていたそうです。
トンネルからの帰りに鉄道の切り返しのところがそのままにされているのを発見。
まぁ、撤去も保存もしませんよね(^^;
時が止まったままの面白いところが最後の見学場所で興味深く、ここを掘り下げて田浦の見学会は続けてほしいなと思いました。
ぜひー、この先の案内も見たいですよねー。
トンネル整備は難しいでしょうけど。