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はてなダイアリー「空には月と星があった」と統合しました。以前exciteで書いてたブログタイトルにしてみました。

4月4日 田戸台分庁舎一般公開

4月4日
田戸台分庁舎一般公開

今年も旧横須賀鎮守府長官官舎が一般公開されたので行ってきました。
毎年、桜の季節に4日ほどの公開があります。


場所は京急線「県立大学」駅から歩いて・・・15分ほど?
高台の上なのでかなり坂を登ります。
横須賀の坂なのでかなりの急な勾配なんですが、お年寄りもなんのその
桜観るためかなりの人が歩いています。

鎮守府長官官舎は公の場としての洋風建築と
居住の場としての和風建築がくっついた建物で、赴任してきた長官が住む場所です。
なので、とーーーーっても広い訳ではありません。
お庭も、回遊するほどではなくて窓から一望できます。
いや。もしかしたら、戦前は広かったのかもしれませんが・・・お庭としての広さは普通です。
(呉のは敷地は広いけど、でも官舎自体は同じようだし庭も同じくらいでしたからそんなもんだと思います??)

広くもないお庭なのですが、桜の季節、薄紅の帯が空に現れる。
そんな桜を楽しむためのような庭で、洋風建築のバルコニーから外に出ますと
桜が目線を少し上にあげた程度で帯になって繋がっていて、とても見事です。
普段から人が立ち入ることが少ないのか、木も元気ですし歴史的建築物と桜の画もとてもよいのです^^♪

建物の公開範囲はその年によって違うらしくて、今年は奥の和室のほうも見ることができました。
ただ、見学の人数が増えたのか。足場としてシートが順路に敷かれていました。
想定外の人が訪れれば、汚れもひどくなるってことですよね・
あと雨も心配されますし。
たしか昨年は午後から雨でしたから、中もどろどろになってしまったのかも>x<

建築の中のお話

呉の鎮守府長官官舎の入船山記念館と違って、現在も使用されている施設です。
用途としては、外国海軍が訪日した際、ここでレセプション?が行われるそうです。
区分的には会議場・・・だったかな。
毎年のことですが、練習艦隊が来ている時も、ここで研修があるそうです。
おもに、接待に使われるんですね。

そういうわけで、中も使用状況に合わせて改修されています。
保存目的の入船山とはだいぶ違います。
ガラスなんかも・・・ちょっと風情がないですよ^^;

でも、それはそれ。古い建物もきちんと綺麗に使用し、活用する精神は大切。
海軍らしいかな?とも思います^^

今年は天気もよく、訪れる人が多かったので良い写真が撮れてないんですが・・・
和室の方は
やっぱりと言うか、今も使用しているから?なのか普通な和室で、拍子抜けでした。
ただ、洋と和のつなぎ目あたり二階への階段がありましたが
暗くて、雰囲気がありました、
建物全体の作りが今の建築とは違うのでそのあたりは変えようもなく、この建築の素性をしっかり残しているなぁと思います。


人がたくさんでしたので、警備と案内で立っている自衛官にも話しかけることができず
新たな情報が入らなかったのは残念でしたが、立派なパンフレットを頂きました!
素晴らしいね^^