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はてなダイアリー「空には月と星があった」と統合しました。以前exciteで書いてたブログタイトルにしてみました。

「はるゆき」「サグレス」見学レポート

横浜新港にポルトガル海軍の帆船「サグレス号」が入港する、ホストシップは「はるゆき」との情報が入ったのは
本当に直前、7月24日入港、29日出港と言うから、まぁ夜のイルミネーションだけは見られるだろうと、諦めていました。

でも日曜日なら何とかなるだろ。ってことで午前中だけダッシュで見学
通常ならラッパからーだけど、ぎりぎりまで家に居て
さくっと見て帰る。午後はお留守番の命が下っていたので遅れることはならないのでした・

まぁ、そんなことは見られたのでどうでもよく、まずは歩道橋から1枚

去年も見たぜーな感じのショットになりましたが、赤い十字架がなんか歴史物語っぽいじゃないですかーv

「はるゆき」は初めて見ますが、外見はゆき型たいして変わりありません。艦番号も123のしらゆき以外、特筆するほどの番号はありません。

しかし、新港はフネが近くて良いですね〜これまたゆき型が良く似合う♪
1000から見学開始で到着が0930位だったんですが、サグレスはまだ満艦飾が完成してません。
さらにペンキ塗っていますw

あららー・昨日も見学の開始が遅れていたとか。
そんなことを聞かなくても「はるゆき」から見る気満々だったんですが、しばらく観察していると
サグレスのほうには行列

はるゆきの方にはちらほら近寄る人が居る程度でした。
間違いなくはるゆきからでしょう!帆船は甲板のみで多少、階段もあるものの大して移動には困りませんが
護衛艦は艦内が狭いので混雑すると上り下りもままならないですからね・
入り口に行くと、チマっとした看板が出ていました。イベント関連じゃないから仕方ないのね?
さらに、誰も立っていません。入場フリー!

ええー

何の検査もなし!そのまま桟橋へ。

既に数人はるゆきの傍で公開開始を待っていました。
護衛艦「はるゆき」は佐世保港を母港とするフネで護衛艦隊第13護衛隊に所属しています。
ってことでそうだ、地方隊じゃなんだー名前は。
佐世保のフネって事で、広報は得意じゃないかもなぁ?とか思いつつ乗艦しました・
なんか、あちらの方はフネが行っても喜ばないとか聞くので、広報に立っている乗組員の人は可愛そうだなぁと思うのです。


まずは、溺者救助人形。大体同じ場所に居るんでしょうかね〜はるゆきに乗り組んでいる溺者救助さんはぐったりくたびれていましたw
そして、混雑しないうちに艦橋艦橋!艦内の公開は無い様なので込むのは必至です。
そとのラッタルを上って〜

上がってみるとびっくり天井が黒い!

ゆき型なのに黒い!
しかも伝声管まで真っ黒(笑)
内側まで塗装されてるの初めて見たかも〜

聞いてみると、修理のときに黒く塗りなおしたんだとか。天井を黒くするようにってお達しがあるんだけど。強制ではないとかなんとか、
艦長の方針なのかもですねー

ってことで、海図台のある区画を見ると、やっぱり黒い

マットな真っ黒
うわー、ここは夜間でも灯りをつけておくのに、白い方が都合がいいはずじゃないかな・・・って思いました。
そもそも、黒いと思われるイージス艦の皆様もここ海図台区画は天井が白いんですよー
遮光カーテンで遮っちゃうんだから、見るものははっきり見えた方が良いでしょう。

前日見たばかりの「しらゆき」と比較しても置いてある機器はたいして変わりありませんが蓋がされている状態しか見たことがなかったものがそのままに
なっていてびっくりしました。
隠さなくても良いのかー?
見ても意味不明ですけどね^^;

艦橋見学中、よく使うメモみたいなのがそのまま貼りっぱなしのことが多いんですけど
艦種別、距離による数値の表が貼ってありました、訓練で使うんだろうなぁと。距離と高さと見え方の表ですね。私には意味が分かりませんが
3種表示されている艦種が「さわかぜ」「ゆき型」「くろべ」でした・
うわぁー「さわかぜ」って噂通り佐世保ばっかり行ってたのかなぁ、と思っちゃいました(笑)

ウィングに出て時鐘をぱちり。

艦橋構造物周りの形状が「しらゆき」と違うので時鐘の設置され方も違いました。
てーかテント刳り貫いてて可愛いの♪

上部指揮所にも上がれました。わっほぅ。しらゆきだと必ず閉まってる装置の蓋が開いてるー
たしか、たちかぜとかも隠しようがないから、そのままだったと思うけど、箱みたいなごっつい蓋があるのに、そのままなんだ?
オープンなんだ?って思っちゃいました。
あと海外航海用アンテナが設置されていましたね。近々国外を行く予定があるのか、行ったのか?

聞けばよかったなぁ。そういえば国内用のアンテナはしらゆきと別の場所にありましたねー、増設作業をした造船所が違うからでしょうね♪

一通り見て、甲板見学へ戻るためにラッタルを降りますと士官室前にたどり着くんですが
びっくり。外への扉の上に「神棚」


はるゆき神社がありました。
このレベルにあるのも珍しいと思うし、すぐそこが外って場所に驚きですが
ここだと常日頃から見えますね!
ちなみにここは各種小火器の保管庫の上。
ちょっと物騒だなぁー^^;;;

甲板に出て、前甲板へ、アスロックの1列が扉開き状態。

たまに、一般公開中でも操法展示してくれたりしますけど、あいているだけでも中身が見えて良いですね。
主砲の後ろの扉も開いていました。
そして、例によってこいつもツルピカ!ぴかぴかです。
どうして、こいつはいつもどこでもぴっかぴかなんでしょうかねw

しらゆきとちょっと違う魚雷発射管

航空魚雷?を揚げる場所もちょっと形が違います。

こんなフック付いてないしー

短魚雷発射管と同じ固定具が床には付いていました奥に魚雷庫があります〜

で、後にたどり着きますと、シースパローがかっこいいことにー!

展示用に綺麗に刳り貫かれています。ペイントもされています。
最初にこの穴あき展示を見たときは。訓練のときにぶち抜いたままのをテープで包んで使っていましたが。
こちらの方がより、消耗品感はありますね。
蓋と言えど結構な値段を聞きましたが、まぁ世間一般「蓋」の値段じゃないでしょう(笑)

飛行甲板に上がってHS-60Jが居たので見物。

良い写真が撮れなかったので写真なしーですが、コクピットに座らせてくれたりして、面白かったですよ。座っただけでしたが
天井がガラスで空が見えるのが狭い場所だけど広く錯覚させられましたー

飛行甲板では「かっこいいTシャツですねー」と声を掛けられましたよ〜
この日は「ゆき型」の描かれた海自のTシャツを着ていたんで、広報慣れしてる方は気がついたのでしょうー
どこで買いましたか?って聞かれたので5月に「しらゆき」がここで広報したので艦上で買いました〜って普通に答えました・
あんまりグッズ販売はしないフネだったのかな?
もちろん横須賀の広報事情を知る訳もなく、話をしてると、すんごい護衛艦好きvって取られちゃいました^^;
まぁ好きなんですけど。
地方に行くと、女性が一人でフネの見学に行くだけでもかーーなーーーり驚かれますからね。
(こっそり心の中では昨日も女性客はたくさん居たんじゃない?って思ってましたけどね^^;)

こんなもんかなぁーと思ってフネを下りました。

と、かなり時間オーバー、急いでサグレスに向かいます。

サグレスは

以下コピペ(みんなの経済新聞ネットワーク)
サグレス号は、世界でもっとも美しい大型帆船のひとつと言われている1961年に就役したポルトガル海軍の大型練習帆船。総トン数1,940トン、全長約90.8メートル、全幅12.02メートル。乗組員総数は218人(訓練生含む)。

 計23枚(総面積1,979平方メートル)の白い帆をもち、そのうち10枚には大航海時代の伝統を受け継いだポルトガル王国アヴィス王朝創始者であるジョアンI世の第3子、ヘンリー航海王子ゆかりのキリスト騎士団の赤い「十字紋章」がついている。

 同船は海軍練習船であると同時に「海に浮かぶポルトガルの移動大使館」として友好面でも活躍しており、日本には過去2回寄港。今回は世界一周航海中の「日本ポルトガル修好通商条約150周年」を記念した27年ぶりの日本寄港となる。


コピペ終わり


ってことで、すんげー古い船です。でも帆船って古い船が結構ありますね。
今はエンジン積んでますけども、主力は帆だから修理とかも付け替えとかもやりやすいし
船体はどーなってるか分かりませんが、客船では長々と活躍しているものも多いし
第一戦闘艦ではないですから、のんびり役目を果たしてるんだと思います。(勝手な想像)

見た目は綺麗です。ふむ
外国のフネなので、説明とか望めませんから見ただけですけど、いざ乗船〜〜〜♪

パンフレットがあるよと乗船前に日本人のスタッフに言われたので、机に貰いにいくと
パンフレットの前に立っている女性練習生かな?って人はボーっとしてました(笑)

貰って良いのか分からないのでジェスチャーで「下さい」と指差すと、ささっと2種取って渡してくれました。
せっかくなのでにっこりと「有難うございます(ぺこり)」とお礼を言ったら、ポーっとしてたのが笑顔になって返してくれました^^
笑顔は万国共通だわー♪と思ってうれしくなりましたー
てーかポーっとしすぎよねーちゃん、そこに居たらパンフをくれるもんだと思うじゃない。
フネの感じから。去年来たノリの良いお国とは違うなぁと思いましたが、だーたいそのままで
スルーな感じでした。
英語が話せる人なんかは話しかけていたみたいですけど、私「ハロー」「サンキュー」くらいで精一杯ですよwってことで
そそくさと見学してたんですが、
何でかしらないけど声を掛けられちゃいましたよ!!
去年のあのノリノリの帆船2隻だって話しかけられなかったのに!!(笑)

でも、無視することも出来ず、「言葉が分かりません」ってことを伝えつつも、なになに?と聞いてみると
写真を撮ってくれると言うのです(つーかジェスチャー
ってことで後の舵輪の前で1枚撮ってもらいました。

お礼を言おうと思ったら横からおじいさんが英語で話しかけて、ずーーーっとお話をしているものだから「ありがとう」の一言も言えませんでしたよ(-_-)
ちょっと位、待てよー!!と思いました。

見学しての感想は、なんか今まで見た中では一番広く感じるな?と思いました。


大きさ比較とかしてないんで、良く分かりませんが、広々としていましたよ。
帆船特有というかレトロな感じの機器と木のバケツ(笑)

がっちりまとまっていましたね。
でも反対に、ここが凄くかっこいい言う中身はありませんでした。


外から見るのが一番かなぁ〜

あ、黒と金の祝砲が格好良かったですよ!!

簡単ですが、ささーっと見学終わり。


さほど混雑もなく、待ち時間もなく
「はるゆき」→「サグレス」の順は成功だったな♪と思いましたとさ・