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はてなダイアリー「空には月と星があった」と統合しました。以前exciteで書いてたブログタイトルにしてみました。

湘南水交会部隊研修

行ってきました!掃海部隊の研修。
楽しかった。
ホント楽しかった。夢じゃないよね?って位・・・横須賀であんなにポテンシャルの高い見学をさせて貰ったのはいつだか思い出せないくらい昔なので
どうなってるんだろう?!って心配なほどでしたが。トップがそう言う方だとイベントもそう言うことなんですね。
勉強になることも多々。
いろんな話も聞けたしフネもばっちり見られたし、非常に楽しく為になった研修でした。
掃海部隊を見ることは大きい港ではあんまり無くって近隣だと江ノ島のみなので掃海艇が見られると言うだけでも嬉しいんですが
毎度毎度毎度同じと言えば同じなんですよね。
うらがも何回も見てますし、フネの方はそこそこで、部隊編成がごっそり変わった掃海部隊の偉いお人のお話がメインかなと思ってましたが
両方気合いが入っていて充実の半日でした。

まずは京急の大遅延から「遅刻かも(T-T)」で急いで基地に向かうところから始まったので
研修場所の建物が良く分かってませんでしたが、後から聞いたらすごい建物だったそうです。
帰りがけに階段で降りたら各階いろんな部隊が入っていて玄関マット?が良い感じだな〜って見て降りてきたんですけど。珍しい建物に入れたんですね〜

会議室で掃海隊群司令と第一掃海隊司令のお話を聞きました(合ってるかな・・・)
群司令の方は何年か前の練艦隊司令で、しらゆきが世界一周に言った時の司令だったので、とても良く覚えていました。
戦闘服での登場と講話で今現在の掃海部隊の置かれている状況と進むべき方向を知ることが出来ました。
てーか、迷彩服が戦闘服になったんですね。
で、帽子の種類で戦闘服と呼んだり作業服と呼んだりしてるって事を初めて知りました。似ているようで違うんだと思ってました(^^;
湘南水交会にはペルシャ湾掃海隊派遣の指揮官の落合さんがいらっしゃるので、掃海部隊の研修となれば気合いが入ってくるんだろうなとは思っていましたが
予想以上に気合いの入ったお話でした。
たぶんこの群司令はいつもこんな感じなんだろなと思いますけど。
第一掃海隊司令がその後、もっと詳しい掃海についての話をしてくれて、座学は終わり。
時間としては2人分なので普段より長いと思うし
先に部隊を見てから講話ってのが多い中、先に話を聞きましたが、もっと長くても良いくらいに引き込まれました。
Dawn Blitzは名前は聞いたことがありましたが、名前しか知らなかったので、ちょっとだけでも垣間見れて良かったです。
掃海隊は両用戦の方面に向かっていて、輸送部隊とくっついたので活躍方面が広がるようです。
そもそも、唯一実戦投入されてた部隊ですから、それだけでもすごいのに。
実は護衛艦より、掃海艇の方が実戦という部分ではすごいのです。
関東にいるとあんまり聞こえてこないけど、ちょっと間には沼津の方でやってたらしい上陸作戦の訓練とか
見に行く計画を真剣に検討しようと思いました。
いつも、ぽけーっとしてたら「やってるよー」って言われて。
。。。当日言われても困る(==
なのでw
(話がそれた)

その後、艦艇の方へ。3班に分かれて行動しました。
まずは掃海母艦うらがへ
うらがはもう体験航海にも何回も乗ったし、一般公開も何回見たのか覚えてないほどなので、ゆっくり見られるからいっか〜♪位に思ってましたが
案内が付いて見れるっぽいので良いかも〜とちょっとテンション上げつつ岸壁に向かいますと
お尻の可動橋?が降りてましたー!
おおお!
すごいーここが開いてる乗って輸送艦くらいしか見たことがないですよ〜てか、輸送艦くらいしか開かないのか。
外側からでもだいぶテンション上がりました。
「うらが」の艦名もよくよく見ると護衛艦の文字(フォント)と違う?って思う毛筆っぽい字体だし。
ゆっくり見ればまだまだまだまだ発見がありそうな予感でした。
乗艦して直ぐに艦橋へ〜
広い、人が少ない、取り放題〜♪と撮って、レーダーを回してたのでレーダー機器もちゃんと映った状態で見られるのね〜とか感心していると
説明をしてるのが・・・あれ?艦長が説明してるの?って具合で班に付いた2人とは別に艦長が案内してくださっていました。あらまぁ
豪華♪
他にも案内の人が何人も居てあちこちで話を聞いたりしてました。
長浦港には夏に除籍になった掃海艦「はちじょう」が係留されていて「うらが」の左ウィングから見るとその奥に泊まっている掃海艦「あわじ」と一緒に撮れる良いポイントでした。
あと、うらがの隣に泊まってるのが「しょうなん」ってのもあって、撮るのNGでしたが見てました。この子もなかなか近寄れない子ですからねー。
とかやってると、操縦室が見られるとの知らせがあってすっ飛んでいきました。
ほんとすっ飛んでいきました♪
「うらが」の操縦室は艦橋の後方にあります。
ここがCICのフネもありますね。
掃海と言う任務からフネの下の方には重要な区画を置かないんだそうで、操縦室が艦橋のすぐ近くなんだそうです。
見てみると
護衛艦とは全く違う内容と配置。
ディーゼルだからというのもあるのかも知れないけど、部屋の形も使える区画をその様にって事で設計されたんだろうから
って事で、すごい新鮮な操縦室でした。
パッと見た感じ応急のパネルっぽいのが、水とかの管理だったようなので
護衛艦と違って操縦室に応急員は居ないのかも知れません。
聞けば良かった・・・。
お札は金比羅さんでした。
掃海部隊はもともと、瀬戸内海や関門海峡にたくさんの機雷が設置されてその除去を行った事もあって金比羅さんと深く関わりがあるそうなのです。
ってことで、「地元」に良い神社があるフネ以外は金比羅さんのお札を貰ってくるそうなのです。
掃海艇は「島」の名前ですから、その島に神社があればそこ。なければ金比羅さんになるそうです。
呉じゃなくても行くんですねー。
その後、下に降りて士官の居住区、寝室や浴室、洗濯室など(みんな広い)を見て・・・
なんと「艦長室」が公開!
すごい、艦長室って常に動かしているので散らかっていなくても仕事上見せられない物が多くて非公開が普通なの、分かるそうだろうと思っていましたが。
中までばっちり歩いて見せてくれました。
そりゃ、艦長自ら案内に歩いてくださっているわけですし・・・すごい〜
艦長室。
昔のフネみたいに木製の調度品がいっぱいあって豪華で綺麗でした。
広いし。
講話の中で、掃海部隊で女性自衛官の訓練が初めてあったと言う話幹部で艇長候補って事なんだそうですが、小さい掃海艇の中で女性区画を作ると言うのはむずかしいのですが、艇長の部屋にはトイレもお風呂も洗濯機も全部揃っているので1部屋で完結できるのです。って事で女性艇長が実現可能なんだそうで、掃海艇じゃなくって掃海母艦ですが艦長室を見られて「なるほどねー」と思ったのでした。
で、大喜びしていたら「司令室」も公開していました。
大盤振る舞いでしょう、すごい!
司令室の居住区画の方は艦長室と変わらない感じでしたが、生活部分は艦長室の方が使いやすそうなレイアウトでした。
やっぱりフネでは艦長の方が上なので良いお部屋が割り振られるんだそうですよ。
司令公室は「士官室じゃないの?」って位広くって驚き。
そこらへんは、掃海部隊のお偉いさん方がたくさんいらして、ここでいろいろあるんでしょうって事なんだそうです。
母艦とか司令部備えてるフネは違いますねー♪
ちなみに、窓からは日の丸が見えました、ってここは前の甲板に面した部屋なんですね。
この後、外に出たーと思ったら煙突前の広場のところで再圧タンクのある部屋の見学。
うらがのこれって初めて見るかなぁ・・・?もしかすると昔見てるかもだけど覚えてないです。
「ちよだ」「ちはや」では見るけどここまでは大きくない気がする!って思うほど
なんか大きい物でした。
2人用の掃海艇に乗ってる小さいのばっかり見てたからかな?
掃海にもまだ潜って人力で爆薬を仕掛けるって言うのがあるので、潜水に対する準備が必要なんですね。
この辺りから、艦長の話が面白くて聞きたいのに、いろいろトラップにひっかかりまくって全然聞けてないんですが、なんとかついて行っている状況でした。
一番最後で案内担当の方に「次へ」と即されながら進んでますと、後甲板トラロープに囲まれたエリアへ。
「ぶんご」では観艦式の時に昇降機で下ろしてくれたんだよーって友人たちの話を聞きながら進んだら、当にそれが待ち受けていました!
いずもで散々飽きてるだろう!って思ったのに
大興奮しました!!!
もうねー
これで、航空掃海具の上げ下げをするそうなんですけど、ほどよい大きさなので、ストッパーを外す音から振動まで全部分かって、とても楽しかったです。
降りた先は格納庫?で岸壁に着いたときに「開いてる〜!」と喜んだランプの先まで行くことが出来ました。
こんなところまで見学できるなんて。
ランプの両サイドにゴムっぽいローラーが設置されていましたが、航空掃海具を収容するときのガイドローラーになるそうです。
そんなに余裕がある物じゃないですから鉄にどーんと当たったら大変ですしね。
なるほどと思いました。
上に戻って、通常ならヘリ格納庫な場所を見学してますと、やっぱりヘリ用の機材は全くなくて
ここは航空掃海具用の場所なんだそうです。
ヘリも降りられるそうですが、降りられるだけなんだそうで。
となるとローター回したまま用を済ませるんだな。大変だ〜。
オスプレイは無理だけどチヌークは降りられるそうです。すごいですねー。
船体が大きいといろんな事をやらされそうですが、うらがはいろんな事が出来そうな余裕があるように感じました。

次に時間が押してます〜って言われつつ向かった「はつしま」でしたが、前の班もじっくり見学していたので結局岸壁で待つことに。
その間に、うらがはテールランプを閉めるとのことで待ち構えていましたが、結局はつしまに乗ってから閉めるのを見学しました。
はつしまの甲板には良い匂いが漂ってまして・・・お腹が空きました。
こちらでも艇長自ら案内をしてくださいまして〜でも、あんまり説明を聞いてませんでした。すみませんm(__)m
ちょっと自由にしすぎましたが、班の案内2名がはつしまの潜水員?だったのでそっちの話も聞けて楽しかったです。
4名しか居ないそうなんですーへー。もっとみんな潜るのかと思いました。
初島は上甲板と艦橋のみの見学なので案外あっさりと。
ここでは元しらゆき乗員(やまゆきでもある)の方にお会いして懐かしかったです〜
やまゆきの後はつしまに乗っているとか。
元気そうでなによりです。
はつしま〜広報があったら、見に行きましょう♪

その後〜中央に移動ね〜ってところで、厚生棟で売店に行けたらねーと話していたら、行けました!
船越は入ることさえレアなので、たちかぜの錨とくりはまの錨を撮影後、売店まで行けちゃったので本当に言うことなしでありがとうございました!
お土産は・・・・まぁ・・・と思ってたんですけど、まーいいやーって思って店を出掛けたところで見つけちゃいましたが「つなぎ」
かがの艤装員のつなぎだそうで6800円
つなぎ欲しかったんだよねー
って事で買っちゃいました。
たぶん、パジャマですw

懇親会は中央のセントラルホテルで。
講話をしてくださった群司令隊司令その他艦長先任伍長、広報部長等

全体的にポテンシャルが高くて
食べ物も直ぐなくなったし(笑)話も弾むし。水交会会員の中でも色々話をすることが出来たし。
素晴らしい一日でした。
個人的に三木さんがいらっしゃってたのが嬉しいですね。
たぶん総会の時も???って思ったんですが確認できなかったので。今回もお話はしてませんけど。

こんなにはしゃぎまくって艦艇見学したのは久し振りでしたが
最初から最後まで楽しい研修でした。
いつも湘南水交会の研修は楽しいのですが、今回は受け入れてくださった部隊側も「次も是非」って言うくらいで驚きでした。
あああ。あの機械室も見たいので、次も是非。1年後とか言わず半年とかでも(*^_^*)


後ほど写真貼り付けたりします。

アルバムはここになります

http://f.hatena.ne.jp/campanella-g/171005%E8%88%B9%E8%B6%8A%E7%A0%94%E4%BF%AE/